又々、木の良さってなんだろう

ちゅうぶスタッフ

2015年05月26日 23:58

十数年前、出身の中学校が改築され、記念品として床板に使われていた
「桜」で作った写真スタンドを頂きました。

無垢の床板だったからこそ出来た記念品でした。
もっぱら床材と言えば、他にナラ、クルミなど硬い木が使われます。
肌触りのよい杉、ヒノキなどもいいかもしれません。

適材適所という言葉がありますが、まさに使うべきところに
適した木をうまく配置する知識が必要です。

昔から、土台と言えば栗、床の間の地板はヒノキ、天井板は
木目のきれいな杉などが定番として使われてきました。

まな板は、イチョウの木、タンスは桐、浴槽はヒノキ、サワラ・・・

先日行った、材木店でクスノキの木片をもらってきました。
こすると、ショウノウの匂いがかすかにします。やはり虫よけ
の材料に使われているとのことでした。

その材木店が、「ふこく展」にタモの挽いた盤を出品していました。
   (中部彦)

厚さ2寸のタモの板


きれいな 玉杢です




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