住宅の中の段差

ちゅうぶスタッフ

2015年07月15日 22:28

バリアフリーという言葉はいつごろから、広まって来たのでしょうか?

調べてみますと、1969年「福祉のまちづくり」がスタート(仙台市)
1981年国際障がい者年(国連)、1994年「ハートビル法」制定、
2000年「交通バリアフリー法」制定、2006年「バリアフリー新法」制定

世の中、至るところバリアフリーに向かって整備されているようです。

確かに、最近の住宅では段差があるところは玄関ぐらいでしょうか。
しかもその段差は、高くても20cmまで、平均15cm位でしょうか。
旧家では、30cmとか36cmなんてお宅もあります。
もちろん、式台とか、玄関に踏み石を置き2段でホールに
上がるようにはなってますが。上がり辛いので、寄付き難い家を
「敷居が高い」なんて言ったりしますね。

タタミコーナーと称して、一段高くなって利用する間取りもありますが・・・
椅子の高さと合せて35~40cm位にし、下に引き出しをつけて、
物入等にしてます。

ところで我家は、いたるところ段差だらけの家なんです。
設計した当時は、ごく当たり前の施工で、なんの抵抗もなく住んでいました。
しかし最近、よくこの段差につまずいたり、よっこいしょっと言ったり。
家内は、「この段差何とかならないの!」とつまずくたびに
声を、荒立てます。

まずは、玄関ですが27cmあります。腰を掛けるには良いのですが、
一段で上がるにはちょっと高いです。  ヨッコイショ!


続いて、廊下から和室への段差は(部屋はほとんど和室)4.5cmあり、
ここでよくつまずくのです。 おっと!危なかった・・・


その他、浴室と脱衣室が10cm 敷居の厚みが1cm出ているのが
廊下と脱衣室、廊下と台所などです。

これは、もし車椅子の生活になったら不便の極みです。

段差解消リフォームを考えないといけないなあ。 (中部彦)




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